フツメンMBAナゥ そして伝説へ?!

日々のトレーニングを残していきます。高速構造化思考の修得へ

#055 ケーススタディの狙い

ケースの行間・背景から、なぜそう判断したか判断せざるを得なかったのかを深掘りして、経営の疑似体験をする。

 

取締役会で発言する意識を持って私ごとでとらえ、自身の中でなぜ3回など高速に考察を深めることが目的です。

 

 

前提として、ケースは不完全なものです。その中で考察を深めることが肝要です。

 

 

例えば、直接的な原因は合っていても、なせ過剰在庫が生じたのか?なぜ変な立地に店舗を配置したままだったのか?なぜ他のファンドが入ってこないのにはこのファンドは投資判断ができたのか?などなど

 

などのケースに直接書いていない文面からの推察に意味があります。

 

 

行間や背景を読み取ってきっとこうだったのだろう、だからこう考えるなどを深く深く考える。

 

それぞれの場面で登場人物がなぜそう判断したのか、あるいは判断せざるを得なかったのかを自分たちなりに深堀りして(なぜ?を3回繰り返すとか)考えてまさに経営の疑似体験を行います。

 

 

将来施策のプランニングも正しい現状認識から始まりますので、施策の議論も土台が固める何でその施策なのか?と議論を深めます。

 

 

実際リアルな取締役会などで説得する場合深堀り感のない議論は感じ取られるので一蹴されてタイミングを逸する(つまりワンチャンスにすべてを賭ける)こともありますので、そこの緊張感を体験する気持ちを持てば、推察度は高まる。